厚木市の動物病院~犬・猫・ハムスター・フェレット・鳥をはじめ、エキゾチック動物全般の診療

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十姉妹の肝腫大

 

 

 

 

  年齢不明だが、わりと老齢だと思われるジュウシマツ。2ヶ月ほど前からときに膨羽(羽を膨らませる)がみられ、尾羽や頚部の羽が抜けはじめたのは数ヶ月前だという。

 

 上の写真は腹部のもので、赤黒いものが腫大した肝臓。通常では外見上確認できる肝臓は1mmていど。

 下の写真は肝疾患時に典型的な糞便の様子。フンのまわりに、にじむ水分が黄色くなっているのがわかる。

 

 

セキセイインコのカイセン症

 セキセイインコのカイセン

 

 

 

  トリヒゼンダニというダニが嘴などに寄生して嘴やろう膜などにトンネルを掘って瘡蓋(かさぶた)のようなものができる病気で、伝染力が強いため同居鳥に次々とうつっていきます。この病気自体で死ぬことはまれですが、嘴の変形で餌が食べにくくなったり、細菌の二次感染により重篤な病気になってしまうこともまれにあります。

 治らない病気ではありませんが、薬がダニの卵には効かないため、数回の殺ダニ剤の塗布が必要となります。

 好発部位は、嘴、ろう膜、足のウロコ部分などのやや硬い部分と肛門周囲、尾腺の周囲、目の周囲など粘膜と皮膚の移行部分に灰色の瘡蓋のようなものができてしまいます。この瘡蓋にはよく見るとダニの掘った小さな穴が多数みられます。

 

 

 

プレーリードッグの腺癌

 

 

 

 

  8才4ヵ月のオスのプレーリードッグ。

 頚部に小梅大の腫瘍が出来て他院にて診察してもらったが、小さい動物なので麻酔できませんと言われ、転院してきました。

 高齢の個体であったので血液検査を行い、全身状態の確認後全身麻酔下で摘出手術を行いました。

 左の写真はその腫瘍。右は摘出した腫瘍を細胞診のため切開したもの。

 

 細胞診の結果悪性度の強い腺癌であった。

 

 

プレーリードッグの腹壁ヘルニア

 

 

 

 

 「プレーリードッグの背中に小指頭大の腫れ物がある」ということで来院されました。触診により脂肪であるらしいことはわかりましたが、腫瘍の可能性もしくは、過去に経験した「腹壁ヘルニア」の可能性もあり、手術することとなりました。

 

 「上の写真」は、皮膚切開後の脂肪塊(ピンセットでつまんでいる白いところ)。一見すると単に脂肪腫と思われがち。針生検を行なっても脂肪採取しかできなかったでしょう。

 

 下の写真は脂肪塊を剥離していったところ。やはり腹壁に5mm.くらいの穴が開いていて(ピンセットの先の赤い部分)、そこからお腹の中の脂肪が皮下に突出していた。

 

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