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錦鯉が1日に2匹づつ死ぬとのことで、原因を知りたいちとのことで斃死直後の錦鯉がもちこまれました。
症状としては水面上でボーとしていて注水部(ろ過した水が水槽内に落ちて戻る場所又は新水の注入場所)に集まってくるとのことで鰓病を疑い、鰓蓋をめくってみると写真のような鰓の先端部分が白色化または黄色化したかさぶたのような外観を示すと同時に茶色くヘドロのようなものが付着していました。写真では観察しやすいように鰓蓋を除去しています。
病変部分を切り取り、顕微鏡で検査してみるとダクチロギルスとカラムナリス菌の感染が見られました。
このように鰓が侵されてしまうと呼吸困難となってしまうことから酸素の豊富な注水部に自然と集まって来てしまうようで特徴的な症状となります。
対処法としては、50~70%換水後、細菌感染に対抗するためフラン剤などの抗生物質の薬浴とダクチロやギロダクに対抗するためトリクロルホンなどの駆虫薬の併用をすすめました。このとき水量1tあたり原塩6kgの投与も併用すると効果的です。
また重度の感染が見られるものには注射による抗生物質の投薬を行うことにしました。
ただでさえ低酸素状態に弱いため曝気を強め、特にメチレンブルーなどの色素剤を投薬するときには色素剤が水中酸素と結合するため酸素消費が急激に増えるため注意が必要です。治療のために行ったことでとどめを刺すことになるので十分なエアレーションを行いましょう。
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