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この個体は最近輸入されてきたベビー。この例のニオイガメに特発する病気ではなく、ミドリガメ(ミシシッピアカミミガメ)やゼニガメ(クサガメの幼体「本来のゼニガメはニホンイシガメの幼体を表すことばであるが、入荷量の減少から最近ゼニガメと呼ばれるものはクサガメ)、などあらゆるカメにも発症する。
原因は水換え不足による水質の悪化、ホットスポットを設置しないで飼っているとバスキングによる体温の上昇が出来ないことによる抵抗力の低下など飼育者の管理不備が原因のことが多い。
他に体表や耳道、足の裏、甲羅などあらゆる場所に膿の塊を形成する。悪化により体内で細菌が増殖する敗血症に移行すると全身状態が悪化しやがて死亡する。
今回の個体群も熱帯魚の水槽内で魚との混泳飼育を行なっており、秋口の水温低下とバスキングライトの未設置の状態であった。水槽内には数匹のニオイガメが飼育されておりすべての個体に伝染していた。
右の写真は嘴の下(裏)に形成された膿の塊。うまく取らないと嘴も取れてしまう。
左の写真は膿瘍摘出後。跡には大きな欠損部が残る。
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