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ペットを飼い始めたら~各種餌の栄養組成

飼育動物の各種飼料として利用されている野菜、生餌、配合飼料などの栄養組成です。
 骨格や生理作用などで重要であり、かつ不足しがちなカルシウムの含量の目安としてカルシウム/リン比を掲載しています。理想的な比率は1:1~2:1といわれています。数値が1以上のものを与えるように心がけましょう。比率が低いものはカルシウム剤をまぶしたりしてカルシウム補正をしましょう。また、いくらカルシウムが多くても紫外線に当たりビタミンD3を合成しないと体内に吸収されません。夜行性の動物はD3を体内合成が可能といわれています。
 文献により、成分量が若干変わりますので御了承下さい。
 飼料の種類一覧の飼料名をクリックすると詳細表示部分に飛びます。
 ☆   たまに、あまり与えない
 ☆☆  けっこう良い
 ☆☆☆ おすすめ
で分けてありますが、いくらよくてもそればかりではいけません。バランスよく与えましょう。

 

空芯菜☆☆☆
適用動物:草食性トカゲ、リクガメ、ハムスター、ウサギなど、チンチラ、プレーリー
タンパク質(%)2.2
脂質(%) 0.1
カルシウム/リン比 1.68
総エネルギー(kcal/100g) 17

 ビタミンA、E、K、B群、C、カルシウム、鉄、カリウム、マグネシウムが豊富。

 リクガメが好む。

 

パセリ☆☆☆
適用動物:草食性トカゲ、リクガメ、ハムスター、ウサギなど、チンチラ、プレーリー
タンパク質(%)3.7
脂質(%) 0.7
カルシウム/リン比 4.75
総エネルギー(kcal/100g) 44

 ビタミンAは非常に多い、E、K、Cも多い。カルシウム、鉄、カリウム、マグネシウムが豊富。

 

サニーレタス☆☆
適用動物:草食性トカゲ、リクガメ、ハムスター、ウサギなど、チンチラ、プレーリー
タンパク質(%)1.2
脂質(%) 0.2
カルシウム/リン比 2.12
総エネルギー(kcal/100g) 16

 ビタミンA、鉄、カリウムが豊富。

 

レタス
適用動物:ハムスター、ウサギなど、チンチラ、プレーリー
タンパク質(%)0.6
脂質(%) 0.1
カルシウム/リン比 0.86
総エネルギー(kcal/100g) 12

 栄養がほとんどないので単一給与では栄養失調になる。

 

キャベツ
適用動物:ハムスター、ウサギなど、チンチラ、プレーリー
タンパク質(%)1.3
脂質(%) 0.2
カルシウム/リン比 1.59
総エネルギー(kcal/100g) 23

 ビタミンCが豊富。

 ハムスターなどのげっ歯類の他、ミニブタ、フクロギツネ、リクガメ、ウサギも好んで食べる。

 ヨウ素の吸収阻害をする物質を含んでいるので単一に与え過ぎると甲状腺腫大を誘発する。特にセキセイインコやリクガメ、イグアナなどで多く見られる。

 

サラダ菜☆☆☆
適用動物:草食性トカゲ、リクガメ、ハムスター、ウサギなど、チンチラ、プレーリー
タンパク質(%)1.7
脂質(%) 0.2
カルシウム/リン比 1.14
総エネルギー(kcal/100g) 14

 ビタミンA、E、カリウム、鉄が豊富。

 ハムスターなどのげっ歯類の他、ミニブタ、フクロギツネ、リクガメ、ウサギも好んで食べる。

 

ほうれん草☆☆
適用動物:草食性トカゲ、リクガメ、ハムスター、ウサギなど、チンチラ、プレーリー
タンパク質(%)2.2
脂質(%) 0.1
カルシウム/リン比 1.04
総エネルギー(kcal/100g) 20

 ビタミンA、E、K、C、B群、カリウム、鉄、マグネシウムが豊富。

 アクが強いのであまり与えないほうが良いらしいが、そのマイナス面を上回るほどの栄養成分を含んでいるのでときには与えた方がいいかも。

 ハムスターなどのげっ歯類の他、ミニブタ、フクロギツネ、リクガメ、ウサギも好んで食べる。

 

チンゲン菜☆☆☆
適用動物:草食性トカゲ、リクガメ、ハムスター、ウサギなど、鳥
タンパク質(%)0.6
脂質(%) 0.1
カルシウム/リン比 3.7
総エネルギー(kcal/100g) 9

 ビタミンA、ナトリウム、カリウムが豊富。

 ハムスターなどのげっ歯類の他、ミニブタ、フクロギツネ、リクガメ、ウサギも好んで食べる。

 芯の白い部分は水分が多く、栄養がなさそうなので控えめに。

 

ニッパイ ハムスターフード☆☆☆
適用動物:ハムスター、ウサギなど、チンチラ、プレーリー
タンパク質(%)23%以上
脂質(%) 3%以上
カルシウム/リン比 1.42
総エネルギー(kcal/100g) 330

 ペレット状の総合飼料。

 ハムスターなどのげっ歯類の他、ミニブタ、フクロギツネも好んで食べる。

 

ボレー粉☆☆☆
適用動物:鳥
タンパク質(%)-
脂質(%) -
カルシウム/リン比 炭酸カルシウムが87%以上
総エネルギー(kcal/100g) 299

 いわゆるカキ殻の粉。カルシウムの補給には欠かせない。骨や卵の殻の材料のほか、グリッドとして消化の助けをする。

 飼料中に5%ほど配合。

 

キビ☆☆☆
適用動物:鳥、ハムスター、ウサギなど
タンパク質(%)12.7以上
脂質(%) 3.8以上
カルシウム/リン比 -
総エネルギー(kcal/100g) 299

 インコ類は好んで食べるが、他の鳥には10%程度配合。

 

ヒエ☆☆☆
適用動物:鳥、ハムスター、ウサギなど
タンパク質(%)9.3以上
脂質(%) 4.8以上
カルシウム/リン比 -
総エネルギー(kcal/100g) 311

 栄養バランスがほどよく、ほとんどの鳥がよろこんで食べる。セキセイ、文鳥では40%くらい配合。